毎日何気なく触れたりケアしたりするけど実は「髪」のことをよく知らないかも!?
大切な髪の構造や役割、ダメージの原因など、髪の基礎知識をおさらいしよう!
パッと読むための見出し!
髪はどんな構造をしているの?
髪の主成分はタンパク質で「のり巻き」のような3層構造になっています。
1本の髪は「のり巻き」のような3構造で、のりにあたる1番外側を「キューティクル」、ごはんにあたる中間部を「コルテックス」、具にあたる中心部を「メデュラ」と言います。
一番外側のキューティクルは、かたいたんぱく質が主成分です。
半透明のウロコ状のものが、平たく4~10枚に重なっていて髪の内側の部分組織を守る役割を担い、ツヤにも関わる部分となっています。
コルテックスは髪の約90%を占めていて、繊維状のたんぱく質が主成分です。この部分のたんぱく質、脂質の構造や水分量が、髪の柔軟さや太さに影響します。また、主にこの部分に含まれているメラニンの種類によって髪の色が決まります。
メデュラは、立方体の細胞が縦に細長く並んでいます。この細胞はたんぱく質と脂質が主な成分です。角化していないので比較的に柔らかです。メデュラの役割についてはまだはっきり分かっていませんが、毛髪のうるおいや弾力性を守っているとも言われます。
髪にはどんな役割があるの?
大切な頭部の保護から印象左右まで幅広い役割。
髪は、衝撃や紫外線、熱さ、寒さなどから頭部を守ったり、体内の有害物質を体外に排出したりと、重要な役割を果たしています。
人間の頭部というのはほとんど脂肪や筋肉が無いために、脳を守るのは頭蓋骨がメインとなります。
しかし、頭蓋骨が損傷してしまうと直接脳にもダメージを負ってしまうので、それを吸収するために髪の毛が必要になってきます。
さらに「顔に印象の7割は髪で決まる」と言われるほど、見た目にも大きな影響があります。
みんなの髪悩みは何?
髪悩みTOP51位 髪の乾燥・パサつき
2位 傷み
3位 切れ毛・枝毛
4位 クセ・うねり
5位 からみやすい
2位 傷み
3位 切れ毛・枝毛
4位 クセ・うねり
5位 からみやすい
多くの女性を悩ませるのは髪の乾燥、パサつき!
特に多いのは、髪の乾燥やパサつき、切れ毛や、枝毛などのダメージです。
最近ではヘアアイロンを使ってセルフアレンジをする人も多く、熱ダメージの繰り返しで髪が傷みがちなのだそう。
上記であげた髪悩みTOP5以外にも、頭皮の匂いや不調、抜け毛、ボリューム不足など、20代の女性は気にしている悩みは実に多様です。
冬の髪はどんな状態なの?
空気の乾燥や暖房の影響でパサつきやすい状態です。
冬は空気がとても乾燥しています。
屋外や暖房の効いた室内で「肌が乾く」と感じることがありますが、実はその時、髪の水分も蒸発しやすくなっています。
放っておくと、毛先がパサパサになってしまうことも・・・
20代でも髪や頭皮をしっかりケアしたほうがいい?
年齢、性別、季節を問わず髪や頭皮のケアは誰にでも必要!
髪は日々いろいろなダメージを受けており、肌(頭皮含む)は一般的に28歳から老化が進むと言われています。
20代からきちんとケアをすることで、30代、40代を迎えた時の髪悩みの予防にもつながります。
乾燥以外にも髪がパサつく原因はある?
大きな原因は、潤い不足や熱ダメージ、乱暴なケアや栄養不足etc・・・
乾燥などで傷んだ髪は水分を保持する力が低下し、パサついてしまいます。
髪や頭皮の潤い不足、間違ったケア、ヘアアイロンやドライヤーの熱ダメージの蓄積、乱れ食生活による栄養不足など、パサつきを招く原因は様々なんです。
「髪が傷んでいる」ってどういうこと?
キューティクルが本来の綺麗なウロコ状に整っていれば、髪内部はきちんと守られ、手触りも滑らかに。
ところがキューティクルが剥がれたり開いたりすると、髪内部の水分やタンパク質が外へ流出してしまいます。
パサつきやツヤ不足、手触りの悪さなどにつながり、「傷んでいる」と感じます。
切れ毛や枝毛はどうしてできるの?
キューティクルが剥がれ髪が弱くなっているためです。
どちらも髪がダメージを受けた時に起こります。
髪表面のキューティクルが剥がれると、髪の繊維が裂けたり切れたりしやすくなり、シャンプーやブラッシングなど日常的な摩擦でも切れ毛や枝毛になってしまいます。
枝毛ってどういう状態?
髪が縦に裂けている状態にこと。ふたつに裂けるだけでははなく、3つ以上に枝分かれすることもある。
切れ毛ってどういう状態?
髪が非常にもろくなり、横にプツンと切断されている状態。少しのちからでも切れてしまうこともあります。
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