「仕事から帰ってきて疲れているから、すぐに寝たい」
「お風呂に入るのも面倒くさいから明日でいいかな」
と、夜はそのまま寝てしまい朝、起きて慌しく頭を洗う。。。
こんな経験みなさん一度はあるんではないでしょうか?
実はこれが原因で、抜け毛や頭皮環境の悪化につながってしまうこともあるんです!
朝シャンがもたらす危険とは!?
人間は、「昼間に活動し夜は休む」というリズムを体内に持っています。
そのリズムを支配しているのが
「自律神経」で、昼は「交感神経」、夜は「副交感神経」
がカラダを支配しています。
皮膚と髪の毛に関係のある血行は、夜を支配している副交感神経によってよくなります。
髪の元となる毛球は血液から栄養を受け、髪の毛が伸びるというメカニズムになっていますが、一般的に副交感神経のピークは午後10時から午前2時までの4時間といわれていて、その後に髪の毛は一日分の成長をします。
この成長している時間帯が午前4時から午前8時まで。
毛穴が緩んでいるため、このときに頭を洗うと毛穴にシャンプーの成分が残りやすくなります。
多くのシャンプーの成分には、界面活性剤が含まれていて、毛穴に残ると頭皮を傷めたり、老化につながってしまします。
朝シャンプーをするということは、髪の毛にとって一大事なんです!
1987年には「朝シャン」が流行にもなり、OLさんや女子学生を中心にあっという間に広まりました。
当時は一時的なブームで終わるかと思いきや、朝シャンをするのに便利なシャワーつき洗面台は、今では当たり前のように家庭にありますし、一つの習慣として定着してしまった感が否めません。
みんなが朝シャンをする理由
それまで日本人の生活習慣になかった「朝シャンプーをする」ということが定着したのは、
- 寝癖がつかない
- 髪の毛に匂いをつけたくない
- キレイなヘアスタイルででかけたい
- 少しでも清潔感を漂わせたい
- 夜に風呂に入るのが面倒
- 寝汗を流したい
- 目が覚める
といったことがあげられます。
確かに仕事に疲労し、家に帰ってきて早く寝たい日もありますよね!
また、女性の場合で髪の長い人は乾かすのにも時間がかかるので、面倒に感じる人も少なくないはずです。
夜にシャンプーをしないと頭皮はどんな状態なの?
朝シャンプーをするということは、夜はシャンプーをしないことが多く、頭皮が汚れたまま寝てしまうわけです。
しかし、女性の人ならば、メイクは夜にちゃんと落として洗顔をして眠りますよね?
スキンケアの常識から考えれれば、その日の汚れはその日の夜に洗い流し、清潔な状態で朝を迎えるべきなのです。
私たちの肌は夜、寝ている間に作られるのとまったく同じで、髪の毛の成長も夜中に行われます。
頭皮に汚れが残ったままでは髪の毛は成長することができません。
また、朝シャンの場合、限られた時間内でシャンプーをするので、洗い方が適当になってしまいがちです。
さらに頭皮の汚れがきちんと取れなかったり、すすぎが不十分になってしまったりと、髪の毛にとってはよくないことばかりなんです。
濡れた髪の毛を早く乾かすために過度に使われるドライヤーの熱風も、髪の毛にダメージを与えています。
どうしても朝髪を洗うことになってしまったときは、起きてから30分後毛穴がしまってから洗うようにするといいでしょう!
あつさん
このように、髪の毛のことを考えると、シャンプーは夜にするべきものなのです。
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