「自分は前世で何か悪いことでもしたんじゃないか?」
と考えるほどクセ毛がうとましく思ったことはありませんか?
この悩みは、男性でも女性でもお悩みのなかで1番多いとされています。
また、遺伝によるクセ毛の場合が多いため、自力ではどうすることもできずに泣く泣く辛い日々を送るはめに。。なんてことも。
私自身も実際にクセ毛がひどく、学生の頃のプールの授業が死ぬほどきらいでした。
泳ぐこと自体はスイミング教室に通っていたので、苦ではなかったのですが、学校の授業のあとは濡れた髪をドライヤーで乾かすわけにもいかず、濡れた髪をそのままにしてチリチリのもじゃもじゃの髪の状態でその後の授業を受けなければいけなかったんです。(´;ェヽ)
丁度、思春期真っ只中で気になる男子もいたりしてそんな乙女心はズタズタでしたね(笑)
今まで色々と試してきましたが
「そもそもクセ毛になる原因ってどういうものがあるの?」
と、そんな疑問について調べてみました!
チリチリのクセ毛は一体どこからやってくるのか?
「くせ毛の原因ってなんなの?くせ毛ってなおすことできるの?」
と、お悩みではありませんか?
くせ毛というのは、具体的に髪の毛がどのような状態になっているかというと、髪の毛の中のタンパク質の結合が崩れて、タンパク質繊維が均等ではなくなっているという状態です。
髪の毛は、髪の毛の中心にメデュラという髄質があり、その周りをコルテックスという皮質が取り囲んでいます。
この層が髪の毛の内部のほとんどを占め、髪の質を左右します。
コルテックスの中には、柔らかい繊維状のタンパク質と硬い繊維状のタンパク質が詰まっていて、縦につながっているのですが、これらの繊維状のタンパク質が均等に繋がっている場合は直毛、偏って繋がっている場合はくせ毛になります。
そして、そのようなくせ毛が生えてしまう原因は、毛穴の形にあります。
毛穴の形がゆがんでいると、曲がって髪の毛が生えてきてしまうので、髪の内部でタンパク質が不均等になり、くせ毛になるのです。
さらにくせ毛は、「先天的くせ毛」と「後天的くせ毛」に分かれるといわれています。
先天的くせ毛の原因は「遺伝」
後天的くせ毛は
「ホルモンバランスの影響」「栄養不足」「毛穴詰まり」
などが主な原因と言われています。
それぞれに異なる原因があるとされており、先天的・後天的どちらも完璧に直毛にすることは難しいといわれています。
しかし、うねりやちぢれを一時的にでも、自分のお手入れによってやわらげることはできる、ともいわれているのです。
後天的くせ毛の主な原因
生活していく中で、くせ毛になってしまう主な原因は
・ホルモンバランスの乱れ
・頭皮の栄養不足
・頭皮毛穴の詰まり
の3つだと言われています。
ホルモンバランスの影響
ホルモンバランスの影響で、くせ毛になることがあるとされています。
これは女性ホルモンの影響を受けているようです。
また、ストレスや生活習慣などによってホルモンバランスが乱れ、くせ毛の原因になることもあるようです。
栄養不足
「過度なダイエット」や「偏った食生活」などにより、全身に栄養が行き届きにくくなると、くせ毛になってしまうことがあるとされています。
髪や爪などの身体の末端部分は、栄養の供給がはじめに滞ってしまいがちであると言われています。
すると、栄養が不均一に頭皮へ届けられるため、太さが不均等で弱々しい印象の髪の毛になってしまい、くせ毛の原因になることがあるようです。
毛穴詰まり
頭皮の毛穴に汚れが詰まり、くせ毛の原因になることがあるようです。
頭皮の毛穴が詰まることで、まっすぐ生えるはずの髪の毛が圧迫され、くせが付いてしまうことがあるといわれています。
毛穴に詰まりやすいものとして、シャンプーのすすぎ残しや、皮脂、外のチリや埃などの汚れがあげられるとされています。
先天的くせ毛の主な原因
先天的くせ毛の方は、遺伝としてくせ毛を引き継いでいることがあるとされています。
くせ毛を引き起こすのは、
・毛根の形
・髪の毛内部のタンパク質のバランス
などが遺伝しているからと言われています。
両親ともにくせ毛の場合は、くせ毛が遺伝してしまうことがあると言われています。
また、親の片方がくせ毛の場合でも、子どもにくせ毛が遺伝することがあると言われています。
そもそも「くせ毛」というのは毛根部分に問題があることが多いです。
毛根というのは頭皮からやや内側にある髪が生えている根っこの部分で、ここからどのように髪の毛が生えているかによって、くせ毛なのかそうでないのかが分かります。
日本人に多い直毛タイプは毛根から直線的に髪の毛が生えていて、くせ毛は毛根の段階で軽くカーブをしながら生えています。
また、毛穴に汚れが詰まっていると、真っ直ぐに生えようとしても汚れに阻害されるので、生えてきた髪の毛が真っ直ぐに育たず歪んでしまいます。
髪の毛の断面図をマイクロカメラなどで見ると分かりやすいのですが、真っ直ぐに生えてきた髪の毛が正円に近いのに対し、くせ毛の断面図は楕円形に近い形をしています。
くせ毛対策はどんなものがある?
縮毛矯正をかける
縮毛矯正は、どうしても直毛にしたいくせ毛の人にとってはぴったりの施術方法です。
ただし、髪の毛が痛んでしまうことがあるということや、かかりにくいくせ毛の人もいるということを覚えておきましょう。
アイロンを使用するスタイリング
てっとり早く、クセを目立たなくするのがアイロンを使ってのスタイリングです。
ですが、最初は確かに真っ直ぐになった!でも毎回繰り返すうちに・・・。
経験者の方は、お気づきだと思いますが、最初のサラサラから、キシキシ・パサパサといったような「傷み」が酷くなっているはずです。
おまけに
「最初よりくせ毛がきつくなってるかも?」
と思ったことはないですか?
髪の表面のでこぼこを、高温で伸ばすことで、くせ毛はまっすくぱたんこになりますが、しかし伸ばした髪はキューティクルもどんどん溶けてなくなっていくのです。
するとキューティクルのなくなった髪はタンパク質が流れ出てパサパサした乾燥毛や、どんどんくせ毛がきつくなってしまうのです。
そしてタンパク質の少ない傷んだ髪は、ツヤもなくなり、枝毛・切れ毛が増えていくのです。
また、湿気にも弱いので、雨の日や海へ遊びに行くときには向いてないですね。(T△T)
アミノ酸系シャンプーを使う
アミノ酸をベースに作られたシャンプーは、他のものと比べて頭皮へのダメージが少なく、髪にかなり優しい作りになっています。
洗浄力も強すぎず弱すぎずなので、髪に必要な油分を残したまま、要らない汚れやホコリだけを綺麗に洗い流してくれるのです。
ご存じの通り、髪はタンパク質からできています。
そしてそのタンパク質はアミノ酸からできているので、髪に良いと言う事がお分かりになるかと思います。
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