切れ毛、枝毛の原因は紫外線!?
「先生!お外でおにごっこしてあそぼっ!」
私の周りでは、明るく楽し気な子供たちの声が聞こえてきます。
幼稚園教諭の仕事をしていた私は、その当時ひどい切れ毛や枝毛に非常に悩んでいました。
私の髪の毛が切れ毛になった原因としては、
「一番は直射日光による髪の日焼けが原因かな?」
と考えていました。
夏の暑い時期でも、毎日子供たちと一緒に外にでて外遊びを楽しんでいたからです。
また運動会の練習の時期には、ほとんど外で練習している日も続き、髪の毛は紫外線にさらされていました。
外に出る時には帽子をかぶってはいましたが、私の髪の毛はロングヘアで、帽子では隠しきれない長い髪の毛は、かなり日に焼けてしまいました。
子供たちから目を離してしまって何か起きてからでは遅いので自分の髪のことばかり考えてもいられず、どうにか改善できないかと、私は美容院で相談してみることにしました。
もう傷まない!髪のケアには良質な睡眠が大事
美容院で相談したところ、一度枝毛になった部分はカットするしか方法はないと言われました。
私の髪の毛は切れ毛が発生し、その部分が枝毛になってしまっていたので、ひどい部分はすべて美容師さんに丁寧にカットしてもらいました。
しかし、せっかく綺麗にカットしてもらっても今までと同じことをしていれば、またすぐに切れ毛や枝毛は発生してしまします。
なので私はその日から、切れ毛を改善するべく、美容師さんから教えてもらったことを家に帰ってから早速実践してみました。
まず最初に私が行ったことは、生活習慣の改善です。
私は社会人になってから、毎日ずっと寝不足の日が続いていたんです。
なぜなら早く寝る時間はあるのに、遅くまで起きていて雑誌を読んだりゲームをしたりすることが多くありました。
ついつい夜更かしをしてしまう習慣が身についてしまっていたのです。
実は、寝不足や睡眠時間が不規則になると、肌が荒れるのと同じように頭皮も疲れがたまり健康な髪を維持することはできません。
質の高い睡眠をとることはとても重要になってきます。
この質の高い睡眠をとるためにはいくつかの注意が必要なんです。
最近では、スマホやパソコンが普及しているため眠る直前まで見ていたりしますよね?
しかし、それは良い睡眠への大きな妨げになってしまうんです。
スマホの光によって脳が昼間と勘違いして覚醒してしまい、眠りが浅くなってしまうのです。
なるべく睡眠時間を多く確保し、質の高い睡眠を心がけるようにしました。
そして睡眠時間に気をつけるとともに、寝具にも注意しました。
実は寝ている間も髪の傷む原因があります。
仕事から疲れて帰ってきて、お風呂から上がったあと髪が濡れたまま、就寝していませんか?
髪の表面には、キューティクルといってウロコのように重なり合ったものが髪の内部組織を守っています。
ところが髪が水に濡れるとウロコ状のキューティクルがペロッとはがれるように表面が開いてしまうのです。
そのような状態で眠ると、枕の繊維に擦れてキューティクルが傷み、切れ毛や枝毛を引き起こしてしまうのです。
枕カバーの摩擦は思った以上に強いもので髪の毛を傷めてしまうので、私は寝具をシルク素材のものに変えてみました。
次に食生活の改善です。
ここで知っておきたいのは
「髪は一体何からできているの?」
ということです。こう聞くと
「昆布とか海藻かな?」
と連想する人もいるんじゃないでしょうか?(゜д゜)
大幅に外れているわけではないですが、実は髪の毛は
「皮膚の一部が変化したもの」
なんです。
これだとまだいまいちパッと分からないですよね?
もう少し分かりやすく言うと
皮膚や爪などと同じ「ケラチン」という「たんぱく質」
から出来ているんです。
このたんぱく質は「アミノ酸」と呼ばれるものからできていて、髪を作るにあたって必要不可欠な栄養素なんです。
そしてこの成分は毎日の食事からとることもできるんです!
髪に必要なアミノ酸が多く含まれる食材は
- 肉類
- 魚類
- 大豆類(納豆、卵、豆腐など)
- 乳製品
- 海藻類(わかめ、ひじきなど)
- 玄米
- ごま
- ナッツ類
- 緑黄色野菜(にんじん、カボチャ、ほうれん草など)
などなどです。
これらの食材を偏りがなくバランスよくとることが大事になってきます。
髪の毛はタンパク質からできているということで、食事でタンパク質をとることを意識するようにしました。
髪の切れ毛に効果的なのは木のブラシを使うこと
そしてヘアケアに注意しました。
私はブラッシングをする際に、からまったところは無理矢理ブラシを通そうとしていたこともあったので、正しいブラッシングを学びました。
まず私はプラスチック製ブラシを使っていましたが、プラスチック製のものは静電気を発生させやすく枝毛や切れ毛になりやすいということで、木をベースにしたものを選びました。
木製のブラシは静電気が起こりにくいという特徴があるからです。
しかしここで注意したい点は、木製のブラシは獣毛のようなクッション性が無いので、髪をとかすときの力加減によっては、頭皮を傷つける恐れがあるということです。
ブラッシングの前にはダメージの軽減効果のある、ブラッシング用スプレーを振り毛先の方からゆっくりと丁寧にブラッシングするように心がけました。
また洗髪方法も注意しました。
髪の毛の洗い方によって、髪を良い状態に保つことができたり、反対に髪を傷めてしまう原因にもなります。
美しい髪になる洗い方は
- 髪を洗う前に軽くブラッシングをして地肌についた汚れを浮かします。
- 水温が高いと頭皮を傷めたり乾燥の原因になるのでお湯の温度を40度くらいに設定します。
- 髪同士の摩擦を減らすためしっかりと髪全体を濡らします。
- 地肌を指の腹でマッサージするようにもみこみ洗います。
- 一番重要になるのが最後にシャンプーを地肌に残らないようにしっかりすすぎます。
乾かすときにも、軽くタオルドライをして、こすったり絞ることをやめました。
毛先にはしっかりとオイルをつけて、ドライヤーの強い風で一気に乾かしました。
これらを意識するだけで私の髪の毛の切れ毛はかなり改善されたように感じます(^^♪
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